2010年02月01日

飼育本・病気本の選び方

猫の飼育本、病気の本はたくさんあります。
私も、猫を飼い始めた頃、ブリードを始めた頃は、
何冊か買い、読みました。
参考になった本ももちろんありますが、
物足りないものもたくさんありました。

「ものたりない本」には、共通点があります。
それは、「著者が書いていない本」ということです。
表紙などに書いてあるのは、「監修」獣医師●●であって、
著者名ではない本です。

どういうことかというと……。

数年前、私は編集・執筆の仕事をしていました。
広告、ペットもの、人物インタビューなど
いただける仕事はほぼなんでもやりました。
猫をたくさん飼っていること、ブリーダーをやっていることなどは
あちこちで話していたので、ペット関連のお仕事の割合が
やや多かったかな、と思います。

そんな私のところに、ある日、ある編集プロダクションから依頼がありました。
「猫の病気の本を作ることになったので、●章分、原稿をお願いします。
 資料を数種送りますので、ラフの文字数にあわせてリライトしてください」

速達で送られてきたのは、既存の猫の病気本3種類ほどのコピー。
先に、構成と各ページのイラスト・文字数のバランスが決まっていて、
私の仕事は、その文字数にあわせて、既存の本の文章を
盗作といわれない程度に変えること。

時間もお金もない、とのことで、
獣医さんにインタビューして、最新情報や経験談を聞く、
なんてことはまったく要求されませんでした。

ちなみに、そのとき送られてきたコピーの原典は、
すべて私も持っているもので、私の読後感が「ものたりない」だったもの。
そして、すべて監修者はいるけど著者がいない、というもの。

この仕事のとき、私以外のライターには、
動物を飼っていない人もいたと思います。
ライターに要求されるのは、規定の文字数に
短い期間で上手くリライトできることだけだったと思います。
編集者も猫を飼っていない方だったような……。

おそらく、「監修●●」と書かれた猫の飼育本・病気本は
たいてい、上記のような方法で作られているのだと思います。・
それが、一番お金も時間もかかりませんし……。

この仕事をお受けしてから、私は、獣医さんが書いた本か
医学書しか買わなくなりました。
(医学書は高いので、そうそう買えないのですが、
 興味あるジャンルのものは、やはり役立ちます)

もし、本屋さんで(今だとアマゾンや楽天かな?)、
猫の飼育本や病気の本を探すことがあったら、
獣医さん本人が直接書いているものをお選びくださいね。
「監修●●」と書かれている場合は、
猫を飼ったこともないライターが書いているかも、ということ
頭の片隅においていただけるといいかも、と思います。

以下、私が読んで役立ったと思ったものです。
(発行が古いものは、情報も古くなっている可能性があるので、
 これらの本が、現在もお勧めかどうかはなんともいえません)




















posted by rien at 23:16| Comment(0) | そのほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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