2010年02月26日

エボ

●EVO ドライ
たんぱく質56% 脂質22% 繊維2.2% 灰分10%(乾燥重量比)
100gあたり442kcal

原料
七面鳥肉、鶏肉粉、鶏肉、ニシン粉、鶏脂肪、エンドウマメ、卵、七面鳥肉粉、エンドウマメ繊維、天然香料、リンゴ、ニンジン、クランベリー、ニシンオイル、トマト、カボチャ、乾燥チコリ根エキス、カッテージチーズ、アルファルファスプラウト、タウリン、DL-メチオニン、ミネラル類(亜鉛、鉄、銅、マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、ビタミン類(E、塩酸ベタイン、ナイアシン、A、パントテン酸カルシウム、硝酸チアミン、リボフラビン、β-カロテン、B12、D3、ビオチン、塩酸ピリドキシン、葉酸)、乳酸菌類、酸化防止剤(ミックストコフェロール)


●EVO 缶
たんぱく質55% 脂質36% 繊維2.3% 灰分13.6%
100gあたり128kcal

原料
七面鳥肉、鶏肉、七面鳥スープ、鶏スープ、鶏肉粉、ニシン、ニンジン、全卵、サーモン粉、天然香料、トマトフレーク、カッテージチーズ、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、リンゴ、ビタミン類(E、A、D3、B12、硝酸チアミン、ナイアシン、d-パントテン酸カルシウム、塩酸ピリドキシン、リボフラビン、葉酸、ビオチン)、ミネラル類(キレート鉄、キレート亜鉛、キレートコバルト、キレート銅、キレートマンガン、ヨウ素酸カリウム)、イヌリン、ニシンオイル、塩化コリン、塩化カリウム、塩、サンフラワーオイル、タウリン、リン酸ナトリウム、β-カロテン、増粘安定剤(カラギナン、グァーカム)

●輸入元のサイト
http://www.ykenterprise.co.jp/catfood/list05.html

市販のドライフードの中で、
もっともたんぱく質が多いのではないでしょうか。
穀物不使用という点も、ねこによさそうです。

が、しかし、なぜか、
エボにするとおなかをこわす、という話をよく聞きます。
成分を見る限り、ねずみに近く、理想の食事に見えるのですけれど。

手作りをはじめた頃は、たんぱく質40%くらいのごはんが
いいのかな〜と思っていましたが、
エボ、アズミラ、アニモンダなどの成分をみて、
健康な若い猫なら、やっぱりねずみを基準にしていいのかな、と
思うようになりました。
posted by rien at 00:26| Comment(1) | 食:市販フードチェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月25日

イノーバ

●イノーバキャット ドライ
たんぱく質40% 脂質22% 繊維2.8% 灰分6.5%(乾燥重量比)
100gあたり400.8kcal

原料
七面鳥肉、鶏肉粉、鶏肉、ポテト、卵、大麦、鶏脂肪、米、フラックスシード、天然香料、ニシン、リンゴ、ニンジン、ニシンオイル、クランベリー、カッテージチーズ、サンフラワーオイル、塩化カリウム、タウリン、アルファルファスプラウト、カボチャ、DL-メチオニン、乳酸菌類、レシチン、ローズマリーエキス、ビタミン類(アスコルビン酸、β-カロチン、ビオチン、葉酸、A、B12、C、D3、E、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ナイアシン、塩化コリン、パントテン酸カルシウム)、ミネラル類(炭酸カルシウム、ヨウ素酸カルシウム、コバルト、銅、マンガン、)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)

●イノーバキャット 缶
たんぱく質50% 脂質32% 繊維7% 灰分11%(乾燥重量比)
100gあたり128.7kcal

原料
七面鳥肉、鶏肉、チキンスープ、全卵、鶏肉粉、ニシン、天然香料、玄米、ニンジン、ポテト、リンゴ、アルファルファスプラウト、ニシンオイル、リン酸三カルシウム、ビタミンC、スキムミルク、リン酸ナトリウム、サンフラワーオイル、塩、イヌリン、タウリン、塩化コリン、DL-メチオニン、塩化カリウム、ビタミン類(β-カロチン、ビオチン、パントテン酸カルシウム、葉酸、ナイアシン、塩酸ピリドキシン、リボフラビン、硝酸チアミン、A、B12、D3、E)、ミネラル類(炭酸カルシウム、ヨウ素酸カルシウム、コバルト、銅、鉄、マンガン、亜鉛)、増粘安定剤(カラギナン、グァーガム)

●輸入代理店のサイト
http://www.ykenterprise.co.jp/catfood/list04.html

イノーバは、子猫用・大人用が分かれていないため、
我が家でもよく使うフードです。

ドライと缶を乾燥重量比で比べると、
缶のほうがたんぱく質も脂質も高いです。
ドライフードを与えるときは、
鶏の胸肉などをプラスしてあげたほうがいいのかな〜、と思います。
posted by rien at 22:57| Comment(0) | 食:市販フードチェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベジビタミックス:マグロ

マグロ200g
ごはん50g
オリーブ油など15g
ベジビタミックス5g

 ↓

たんぱく質 約53%
脂質 約20%
炭水化物約 25%

まぐろも脂肪分が少ないので、油分をプラスする必要があります。
お肉に比べると、お魚はリンやマグネシウムが多いので、
できることなら、鶏肉あたりと半々で使ったほうがいいのかな〜と思います。

ベジビタミックスは、鶏肉を使ったときのバランスを
メインに考えています。
お魚を使うと、リンが多くなる分、
カルシウムとリンのバランスがちょっと心配。
カルシウムの絶対量としては問題ありませんが、
お魚を使うと、カルシウムよりリンのほうが多くなってしまいます。

肉と魚でローテーションしたり、ミックスしたりする場合は
それほど気にする必要はないかと思いますが、
お魚しか食べない、という猫さんの場合は、
カルシウムサプリをすこ〜しプラスしたほうが無難かも。
posted by rien at 22:16| Comment(0) | 食:手作りごはんレシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月24日

ベジビタミックス:ささみ

ささみ200g
ごはん50g
オリーブ油など15g
ベジビタミックス5g
コンソメ1g

 ↓

たんぱく質 約53%
脂質 約20%
炭水化物約 25%

健康な猫なら、たんぱく質50%くらいでも大丈夫と思います。
最近は、アニモンダのやイノーバエボといった
市販フードでも、たんぱく質50%前後のものがあります。

ちなみに、ささみ200gとベジビタミックス5gだと
たんぱく質84% 脂質3%と、脂質がとっても少なくなってしまいます。
ささみを使うときは、油分をしっかりプラスしてくださいね。

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2010年02月16日

ミネラルについて

手作りごはんを始めて1年くらい、マメに栄養計算をしてました。
AAFCOの基準をクリアするごはんは、
食材だけではどうにも調整できず、
総合ビタミン・ミネラルサプリメントの使用は必須でした。

私がよく使っていたのは、ドクターグッドペットのサプリです。
粉末なので使いやすく、気に入ってました。
が、コレを使っても、カルシウム、亜鉛、鉄がたりなくて、
別途、単体サプリを追加することが多かったです。

亜鉛、鉄は、マトンや馬肉を使うと
単体サプリを使わなくてもOKになることが多いです。
馬肉は脂肪分が少なく、マトンは脂肪分が多いので、
馬・マトンを半々くらいに使うことが多いです。

カルシウムも、鶏の骨ごとミンチや、きびなごのような
丸ごと食べる小魚を使ったときは、単体サプリ不要になります。
ただ、小魚類は、リンやマグネシウムも多いので、
たまにしか使いませんでした。

カルシウムの必要量についてはいくつか考え方があるようです。

1)カルシウム対リン=1〜1.4:1
2)食事中0.6%〜2.5%
3)ねこの体重1キロあたり150mg以上

全部クリアしていれば一番安心ですね。
でも、我が家のように大所帯だと、体重1キロあたりの量を
気にしているととても大変です。

とりあえず、カルシウムとリンのバランスが崩れないようにしつつ、
食事中のカルシウム量が1%前後になるように、
おおざっぱな調整をしています。

カルシウム、リン、鉄は、血液検査でもチェックすることが可能です。
我が家で、みんな同じごはんを食べていても、
時々、貧血気味の子、低カルシウムになる子がいるので、
そういう子には、単体サプリメントを経口投与します。

また、手作りごはんにしていると、ナトリウムが
AAFCOの基準以下になることが多いです。
少し下回るくらいならいいのですが
AAFCOの最低基準が0.2%のところ、
手作りごはんのナトリウムが0.04%くらいになってしまうことも。
そこでチキンコンソメ、しょうゆ、みそなどを
足して、ナトリウムが0.3%前後になるようにしています。

そうそう、AAFCOの基準は、あくまでも「最低」基準です。
上限はどれくらいか、と悩んだときは、
各種市販フードの栄養バランスや、ねずみ、すずめなどの
栄養成分を参考にしています。
posted by rien at 00:15| Comment(0) | 食:猫の栄養 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月09日

消毒方法

昨日、動物取扱業責任者の法定研修にて、
消毒方法の話があったので、覚書。

●消毒用エタノール
各種細菌に効果あり

●逆性せっけん(塩化ベンザルコニウム)
グラムプラス菌、クラミジア、脂質親和性ウィルス(エンベロープを持たないウィルス)に効果的。

毒性低い
有機物で無効

●塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム)
ほとんどの細菌、ウィルスに効果的

酸性のものと併用すると有毒ガス発生
有機物があると、トリハロメタン発生

※塩素系漂白剤はアルカリ性ですね。
 (以前、酸性と書いたことがありますが間違いです。
  「酸化作用」はありますが、液質はアルカリ性ですね)

●二酸化塩素(次世代の消毒剤として紹介)
ガス化しない
酸素原子の酸化力が病原細菌のたんぱく質にはたらきかける。
安全性が高い

※細菌、薬局でよく見かけるゲル状の抗ウィルス剤がコレですね。
 私も半信半疑で使っていたのですが、原料を見たら
 「二酸化塩素」と書いてありました。

安全で殺菌効果の高い(抗菌スペクトルの広い)消毒薬探しは、
私にとっても永遠のテーマです
結局、コレなら万全、というものがなくて、
いろんなものをローテーションしています。

消毒剤の強さの順番は
次亜塩素酸ナトリウム>ヨードホルム>消毒用エタノール>イソプロパノール>塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン
となるそうです。

http://www.lifecare110.com/syoudoku/syoudokuzai.html

これ見る限り、安全性と殺菌効果は反比例するのでしょうか

ハイターとクエン酸で酸性水を作って薔薇の殺菌を試みた、
というサイトがありました。
http://www7.plala.or.jp/organicrose/bleach.htm

そういえば、私の通っている動物病院でも、
粗相をした猫本体は、酸性水で拭いてくれてました。
(床や診察台は、ピンクの液体(多分ビルコン)で消毒)
さすがに、ハイターとクエン酸で作った酸性水で
猫の身体を拭くのは抵抗ありますけどね。

posted by rien at 19:59| Comment(1) | そのほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月04日

シャンプー7つ道具

シャンプーの道具について、
もっと知りたいというご要望があったので、
私の7つ道具(笑)を紹介します。

●ポリバケツ
3キロくらいまでの小柄な猫なら100均のバケツでもOKです。
5キロ以上だと、15リットルくらいの大きいバケツがいいです。
ちなみに、たらいのように浅くて広いものだと、
猫が立ってしまうので、おなかや背中がちゃんとつかりません。
やっぱり、バケツで洗うのが一番!

最初に猫をぬらすとき、シャワーを使うよりも 
バケツにお湯を張って(少しシャンプーなどいれて)猫をつけたほうが
早く毛根まで水分がしみこみます。

オレンジXも、薄めてからだにかけて使うより、
バケツのお湯に溶かして猫をつけたほうがよく脂が抜けます。

リンス(コンディショナー)するときも、
お湯にほんの少し溶かして猫をつけると
全体にむらなく薄くリンスがいきわたります。
(リンス分が多すぎると仕上がりがべたつきがちですよね〜)

シャワーの音を嫌がる子は、
お風呂の湯船にお湯を張っておいて、バケツの水を替えながら
すすいであげるとストレスが少なく、
かつすすぎの時間も短縮できそうですね。

バケツはほんとに便利です!!

●スポンジ

P2045841.JPG

100均でも売っている、ネットに入ったスポンジを使うと
簡単にシャンプーをあわ立てることができて便利です。 

手足・シッポはスポンジではさんでしごくと
すぐにきれいになります。

●ケチャップ容器

P2045839.JPG

薄めたシャンプー液を入れて使います。
本当は、先がななめになっていたほうが便利ですが、
それは100均では売っていないので……節約。

●PVAスポンジのタオル
セーム皮みたいな手触りのタオルで、乾くとバリバリに硬くなります。
100均でも、洗車グッズ売り場に3枚セット(小さいもの)が売ってますが、
小さいとやはり使いにくいです。



すすいだあと、猫の身体を軽く手でしごいて水分をしぼった後、
このタオルで水分をとります。
タオルが水分をたっぷりふくんだら絞る、ということを
3〜4回繰り返す(またはタオルを3〜4枚使う)と
およその水分がとれます。

5年前に2枚買ってずっと使っていますが、まだ破れたりしていません。



品質表示がないのですが、乾くと硬くなると書いてあるので、
多分、これもおなじ素材だと思います。
大きさも申し分なし、値段も安い。たぶん、これお勧め!

他のメーカーから大型犬用にワイドが90センチあるものも出ていますが、
猫用には、60×40cmのものが2〜3枚あったほうが便利かな〜。

●ドライヤー



エアーフォースコマンダーという、風力で乾かすものを
4〜5年前に購入しました。
かなりの風圧で、地肌から乾かせます。
家庭用ドライヤーを使った場合の2/3〜1/2の時間で乾きます。
(もっと早く買えばよかったと思いました)
相当猫毛吸ってると思いますが、まだ一度も壊れてません。

いわゆる業務用ドライヤーだと10万円以上するし、
スタンド式は場所もとりますが、
その点、エアーフォースコマンダーは安いし
場所もとらないので、気に入っています。

音がかなり大きいので、最初は本体をタオルや発泡スチロールでくるんで使いました。



コレで、ドライヤーのホース部分を固定しています。
椅子に座った状態で、ひざうえ20cmくらいのところに
送風口が来るように固定し、片手で猫を抑えて
片手でスリッカーを使って乾かします。
時々、ひざを動かして風の当たる位置を変えます。
(猫を動かすより自分が動いたほうが、猫を怒らせにくいです)

●花粉防止めがね

P2045844.JPG

ひざ上で猫を乾かすと、猫毛が顔を直撃します。
目や鼻に入るとツライので、このめがねをかけて猫を乾かします。
(人が見ているときは、ヤセ我慢してますが……)
これ、近所のドラッグストアで1000円くらいで購入しましたが、
かなり愛用しています(笑)。

使い捨ての不織布マスクお得パックみたいなものも常備。
口・鼻はマスクでガードします。
(ドライヤー中は怪しい人になってます・笑)

●布団乾燥機

シャンプー後、タオルドライした猫を
ハードキャリーにいれて、布団乾燥機の風を送り込み、
半乾き状態にしてからドライヤーをかけると、
ドライ時間を短縮でき、猫のストレスを軽減できます。
(ドライヤー嫌いな猫はこの方法だけでも)



楽天で一番安かった布団乾燥機。
(本体2730円 送料1050円)

猫だけじゃなくて、布団や洗濯物も乾かせます(笑)

以上7点が、私のシャンプー時に欠かせない道具です。
私的に、一番のヒットだったのは、花粉防止めがねかな……。
花粉症のお客様が、これをかけてご来店されたとき、
「コレだ!」と思いまして、以降、愛用しています。
コレあると、ほんとに快適です♪
posted by rien at 17:04| Comment(3) | そのほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アミノ酸サプリ

私がサプリメント類をよく購入するのは
以下の2店舗です。
どちらもアメリカから送られてくるので、
送料が高めですが、1万円以上買うと送料無料なので、
よく使うものを多めに買うなどしてまとめ買いします。

●サプマート(楽天店はありません)
http://www.supmart.com/

品揃えが豊富で、NOW社のタウリンを購入できます。
(日本では医薬品扱いなので、
 1度に購入できるのが2びんまでだったりします)

タウリン
http://www.supmart.com/search/?pid=11591

タウリン以外は、↓サプリンクス楽天店で購入することが多いです。
サプリンクス・ビタミン・ストア



NOW社 L-リジン 500mgカプセル
※ごはんに混ぜるならカプセルのほうが使いやすいです。



NOW社 L-リジン 1000mgタブレット



NOW社 アルギニン 500mgカプセル


 
NOW社 カルニチン 500mgカプセル
※カルニチンは脂肪の代謝をよくするため、ダイエットサプリとして有名です。
血液をさらさらにする効果があるそうなので、
高脂血症の子や心臓疾患の猫に与えることがあります。


一番よく使うのはタウリン、リジンで、
これらがなくなると、ハーブサプリ、ビタミン類など、
なくなりそうなものをついでに買って1万円以上になるようにします。
時々、買ったばかりで在庫があることを忘れて追加で買っちゃうことがあり、
そんなら、送料はらったほうがよかったじゃん……、と
思ってみたり。
(●●円以上で送料無料、という言葉に弱いんですよね〜)



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2010年02月03日

猫の必須アミノ酸

必須アミノ酸とは、体内で合成できず、
食物等から栄養分として摂取しなければならないアミノ酸のことです。

猫の必須アミノ酸は以下の11種類です。
イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、アルギニン、タウリン

動物性たんぱく質をしっかり摂取していれば、
これらが不足することは少ないと思います。

ただ、タウリンは水に溶けやすいので、
お肉をゆでて与えるときは、ゆで汁は捨てずに飲ませてあげてください。
(蒸すとタウリンが逃げなくていいですね)
熱には強いので、加熱して与えること自体に問題はありません。

普段の食事で、肉・魚をしっかり食べさせていれば
サプリメントで補給する必要はありませんが、
私が単体サプリを常備しているのは、この3つです。

●タウリン
心臓疾患の子にあたえると、心筋の収縮力をUPし、
心臓の負担を減らします。
また、肝臓での解毒作用をサポートしてくれますので、
肝機能の数値が悪いときもタウリンを与えます。

日本では医薬品に当たるため、単体サプリを入手しにくいですが、
海外では健康食品扱いなので、個人輸入の範囲なら入手できます。

●アルギニン
アルギニン欠乏だと窒素化合物を代謝できなくなり、
アンモニア中毒になる、という記述を読んだことがあります。
アルギニン欠乏の猫、というものをあまり聞いたことはありませんが、
アルギニンが、窒素化合物の代謝をサポートするのであれば、
下部尿路疾患や腎不全の予防や回復に役立つのでは、と思い、
結石ができやすい子たちのごはんに時々混ぜています。

●リジン
ヘルペスウィルスの増殖を抑える働きがあるので、
猫風邪がはやったときは、ごはんにビタミンCとともに混ぜています。
特にワクチン前の子猫には多めに与えるようにしています。


posted by rien at 19:29| Comment(1) | 食:猫の栄養 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月01日

ストルバイト結石について

※以前、別のブログに書いた記事ですが、
こちらにもアップしておきます。

手作り入門0.jpg

手作り入門1.jpg

猫は肉食なので、動物性たんぱく質が重要ですよ〜、とは
いつも申し上げていることなんですが、
それを、より、説得的にお伝えするにはどうしたらいいかしら、と
思って作ったスライド2枚です。

今までも、ねずみの栄養成分、すずめの栄養成分を
それぞれの文献をコピーしてお渡しするようなことはしていたのですが、
今回、はじめて、主要成分のみざっくり一覧にしてみました。
まとめてみると、やっぱり、こっちのほうがわかりやすいし、
説得力、少しアップしたかな?

ねずみの栄養成分は『小動物のための臨床栄養学』(学窓社)より
すずめの栄養成分は『五訂食品成分表』(女子栄養大学出版)より
アズミラ、ロイヤルカナン、ヒルズのフードはそれぞれのウェブサイトより
引用しています。

ストルバイト結晶でお悩みの皆さん、
上記スライドをよ〜く見てくださいね。

ストルバイトは、尿pHがアルカリになると発生し、酸性になると溶けます。
動物性たんぱく質は尿を酸性にして、植物性たんぱく質は尿をアルカリにするといわれています。

以下は、上記にあげたペットフード4点の材料です。
それぞれのフード会社のウェブサイトからコピーしました。
材料は、配合の多い順番に記載されています。

たんぱく質の比率と、材料の多い順番をよ〜く眺めてくださいね。

-----------------------------------------------
●ヒルズ・サイエンスダイエット・プロ
穀類(米、トウモロコシ)、肉類(チキン、チキンエキス)、植物蛋白エキス(コーングルテン)、油脂類(豚脂、フィッシュオイル)、卵類(全卵)、その他(酵母、カルニチン)、ミネラル類(ナトリウム、カリウム、クロライド、カルシウム、イオウ、鉄、銅、亜鉛、ヨウ素、マンガン、セレン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(システイン、タウリン、メチオニン、リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、クエン酸、ローズマリー抽出物)

●ロイヤルカナン
家禽*ミート、とうもろこし、米、コーングルテン、動物性脂肪、植物性繊維、加水分解動物性タンパク、植物性分離タンパク**、ビートパルプ、酵母、大豆油、リン酸ナトリウム、魚油、全卵粉、DL-メチオニン、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、L-リジン、タウリン、マリーゴールド抽出物(ルテイン源)、ミネラル類(K、Ca、Cl、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、B2、パントテン酸カルシウム、B1、B6、A、葉酸、ビオチン、B12、D3)、酸化防止剤(BHA) *鶏、七面鳥などヒトの食用に飼育されている鳥類 **L.I.P.=超高消化性タンパク =消化率が90%を超える極めて吸収力に優れたタンパク質。 主原料はすべて天然由来原料を使用しており、着色料を使用していない為、粒の色調等にばらつきがある場合がございますが、品質に問題はありませんので、安心してご利用ください。

●アズミラ(ドライ)
鶏肉 / 七面鳥肉 / 全粒ひきわりイエローコーン / 全脂大豆 / 全粒ひきわり小麦 / 全粒ひきわり玄米 / 鶏脂肪(複合トコフェローるにて保存) / クエン酸 / ローズマリー抽出物 / アスコルビン酸パルミテート(ビタミンCエステルとして) / オートミール / 全乾燥卵 / メンハーデンフィッシュミール / ナチュラルフレーバー / フラックスシード / リン酸 / リン酸ナトリウム / 炭酸カルシウム / 塩化コリン / ケルプ / タウリン / ユッカシディゲラ抽出物 / ビタミンサプルメント(E / A / B2 / B12 / D3) / ナイアシン / アスコルビン酸カルシウム(ビタミンCの供給源) / パントテン酸カルシウム / チアミンモノニトレイト / ピリドキシン塩酸塩 / イノシトール / メナジオンソディウムバイサルファイト(ビタミンK活性の供給源) / 葉酸 / ビオチン / 蛋白質化合亜鉛 / 酸化亜鉛 / 硫酸第一鉄 / 蛋白質化合鉄 / 蛋白質化合銅 / 硫酸銅 / 蛋白質化合マンガン / 酸化マンガン / 蛋白質化合コバルト / よう化カリウム / 亜セレン酸ナトリウム(セレンの供給源) ※AzmiraはInter-Cal Inc.の商標Ester-Ccアスコルビン酸カルシウムを使用しています。

●アズミラ(缶・ビーフ&チキン)
牛肉 / 牛肉の煮汁 / チキンレバー / チキン / さば / まぐろ / オート麦のふすま / 玄米 / 乾燥ケルプ / レシチン / りん酸三カルシウム / ガーリックパウダー / 塩化コリン / ビタミン(ビタミンE、A、D3、B12サプルメント、チアミンモノニトレイト、ナイアシン、パントテン酸d−カルシウム、ピリドキシン塩酸塩、リボフラビンサプルメント、葉酸、ビオチン)、ミネラル(硫酸第一鉄、酸化亜鉛、蛋白質化合銅、硫酸マンガン、よう化カリウム、亜セレン酸ナトリウム)

------------------------------------------------------------------

食後は尿がアルカリになり、空腹時には尿が酸性になるといわれます。
ドライフードを置き餌にして、あまり空腹時がない猫さんの
尿pHはどうなるでしょう?

ドライ、缶詰、ねずみ・・・なにを食べたら
結晶ができにくくなるでしょう・・・・・?
(アズミラでも、缶とドライで、たんぱく質の比率や
 多く含まれる材料が違うことにご注目くださいね)

ねずみやすずめを食べて、狩がうまくいかない日は空腹。
そんな状態が、猫の健康にはいいのかもしれません。

が、しかし、都会の室内飼育の猫にすずめやねずみ、というのは
非現実的です。
でも、できるだけ、動物性たんぱく質をしっかり食べさせて、
置き餌しなければ、ある程度、尿路系の病気の予防になりそうです。

てづくり成分比較.jpg

いくつかのお肉、お魚の、たんぱく質、脂質、リン、マグネシウムなど
気になる成分だけピックアップしてみました。

同じ鶏肉でも、ささみと胸肉ではだいぶたんぱく質・脂質の割合、
違いますよね。
鶏と牛も違うし、肉と魚では、リンやマグネシウムの量が違う。

でも、鶏は消化がいいし、アルギニンが豊富。
魚の脂はオメガ3を豊富に含むし、牛は鉄や亜鉛が豊富。
レバーも鉄や亜鉛が豊富だけど、ビタミンAの過剰が心配。

結局、いろ〜んなものをローテーションしてれば、
どこかでつじつま合います! 
生物の身体には、恒常性維持機能というものがあって、
自力である程度調節してくれるので、
いろんなものを食べてれば大丈夫、のはず。

私たちだって、栄養計算しながら食事なんてしないですものね〜。

手作り、カロリー.jpg

こちらはカロリーについて。
60〜80kcalというのは、ペットフード公正取引協議会説で
DERというのは、ヒルズが出している計算式、だったかしら。

愛猫に必要なカロリー計算、面倒、という方は、
こちらのサイトで簡単にできます。

獣医師広報板
http://www.vets.ne.jp/cal/cal2.html

手作りごはんカルシウム.jpg

こちらは、カルシウム量について。

カロリーもカルシウムも、考え方・計算方法に
いくつか説があります。
カルシウムとリンの比率で、というのは、出展を忘れましたが、
猫ピカイアさんからいただいた栄養計算表でも、
この比率でカルシウム量が計算されます。

お気楽ホリスティックケアー(栄養計算表いただけます)
http://nekogohan.net/

0.6〜2.5%というのは、獣医師本村伸子先生の本に書いてありました。
体重1キロあたり150mgというのは須崎恭彦先生の本に書いてありました。

そういうときは、それぞれの説をご説明して、
「要は、だいたいでいい!」と力説してます(笑)。
今日はA説に従い、明日はB説に従う、でもいいと思います。

私が担当させていただくセミナーの特徴は、
「結論:だいたい・おおざっぱ・適当で大丈夫」というものなんです(笑)。
そうじゃないと続かない。
でも、その結論に説得力がないと実践してもらえない。

なので、できるだけ、いろんな考え方を細かく説明し、
選択肢の幅をご提示できるように心がけています。

それと、最近、よく言うことは、
「手作り」が大事なんじゃなくて、
「肉食」が大事なんです、っていうこと。

上のほうで、市販フードのたんぱく質の量を見ていただいたとおり、
市販フードでは、多くの場合、たんぱく質の量が足りないと思うんです。
おやつにどんどん、お肉あげてくださいな。
鶏でも牛でも馬でも。
鶏だったら、肉だけじゃなくて、砂肝でもハツでも軟骨でも。

お肉たくさん食べてくれるようになったら、
いつか、どこかの時点で手作りにトライしていただければ、と思います。

手作りごはん講座入門編090613−2.jpg

ストルバイト.jpg

ストルバイトができると、
たんぱく質、リン、マグネシウムを制限しましょう、といわれますが
その理由を図解してみました。

ストルバイトの正式名称は、
リン酸アンモニウムマグネシウムといいます。

たんぱく質→尿素→アンモニア→アンモニウムと変化します。
アンモニアが生成されるから、尿がアルカリになるんですね〜。
そこで、リン酸とマグネシウムとくっついて、
ストルバイトの結晶ができます。

原因と対策.jpg

こちらは、ざっくりと原因・対策をまとめたスライド。

処方食比較.jpg

ストルバイト結石用といわれる処方食いくつか、
たんぱく質、脂質、リン、マグネシウム、ナトリウム、比べてます。

AAFCOの基準と比べてナトリウム、高いですね。
実際、処方食のメーカー説明にも
「ナトリウムを多くして飲水量アップ」などと書いてあります。
それが気になって、処方食怖い、という方も多いですよね。

それでは、普通のフードのナトリウムはどれくらいなんだろう?と
思って、改めていろんなメーカーのサイトを見てみると……。
ストルバイト処方食より、ナトリウム多いものばかり。

ロイヤルカナン(フィット)、ヒルズ、ヤラー、ピュアフィッシュなど、昨夜見たものほとんど0.5%以上でした(乾燥重量)。
見てるうちに朝になっちゃって、眠すぎてまとめられなかったので、
これから改めて、ナトリウムチェックする予定です。

たしか、缶詰は0.3%程度のものが多いのに、
ドライは0.5%を超えているものばかりだったのかな。
この点でも、普段からなるべく缶詰食べてたほうが
腎臓に優しいのかも、と思いました。
眠かったので、まだ、ちゃんとしたこと言えませんが。

成分一覧作るのって、実は、割と大変なんです。
乾燥重量比にして比べないと意味がないので、
乾燥重量比を書いてくれていないメーカーのものは
計算をしなおさなくてはなりません。

猫ピカイアさんのサイトに、乾燥重量比を計算できる表があるので、
それを活用させていただいてはいるのですが、
100gあたりの成分じゃなくて、100kcalあたりの成分を
載せているメーカーがあるんですね〜。
それは自力で電卓たたかなくちゃいけない。
私は、昔から算数がボロボロで、
電卓使っても計算違いする人間なので
自分の計算式に自信が持てませ〜ん。
誰か、チェックしてほしいです・・・

お気楽ホリスティックケア(缶詰、オヤツの乾燥重量計算できます)
http://nekogohan.net/

P4240006.JPG

以前、眠い中作業していたので、やっぱり計算違いありました。
今度こそ、多分正しいと思われるものをアップします。

ストルバイト処方食.jpg

ウォルサム、スターターなんですが、
最初、計算違い(計算式違い)かと思って、
計算しなおした数字を前回表にしてました。
(前回、グレーの数字にしてたところは、計算に自信なかったので、
 計算しなおしました。
 微妙に違ってるのは、参考にしたフードが新旧だったのか、
 計算式を間違えたのか、電卓打ち間違えたのか不明です)

でも、もう一度計算しなおすと、多分、この数字であってます。
でも、あまりにも?? いくらなんでも?? という数字なので、
皆さんも、一緒に計算してください。

まず、こちらのページにデータがあります。
http://item.rakuten.co.jp/petcenter/22051/

100kcalあたり、ナトリウム0.31gです。
そして、100gあたり385kcalとあります。

そうすると、100gあたりのナトリウムは、
0.31g×3.85=1.19gです。

そして、こちらのフードは、水分8.5%以下です。

そこで、猫ピカイアさんのサイトで
乾燥重量比のナトリウムを計算します。
↓ここに、100gあたり、水分8.5%、
ナトリウム(カルシウム欄でも使いましょう)1.19%と入力。
http://nekogohan.net/kansou_keisan/kanso_keisan.html

そうすると、乾燥重量比で、ナトリウムは1.257%となります。

計算、あってます???

他社とあまりにナトリウム値が違うので、
私の計算違いか、誤記??と思っちゃうのですが……。

★乾燥重量比、というのは、フードから水分を引いた重量について
 各成分の比率を出すことです。
 缶詰とドライでは、水分量が違うので、成分比をそのまま
 比較しても、たんぱく質、脂質、ナトリウム、リンなどが
 どれくらい含まれているのか、比較できないのです。 
 乾燥重量比なら、缶詰、ドライ、メーカー違うもの、手作り、
 み〜んな同じ基準で比較できます。


ついでに、普通のごはんで、ナトリウム値が出ているものを
乾燥重量比で比較してみました。

こちらのショップにとてもたくさんのフードがあるので、
こちらから、数字を拾っています。
http://www.nekobatake.com/

ほとんどのフードが、100gあたりの成分比で記載しているので、
猫ピカイアさんの計算表だけで大丈夫。
http://nekogohan.net/kansou_keisan/kanso_keisan.html

でもね、ナトリウム値の載っているフードが
案外少ないのです。

普通食 ナトリウム.jpg

計算違いがあったら、教えてくださいね。
ヤラーのチキン缶、このナトリウムとリン、本当にあってるのかしら。
http://www.nekobatake.com/catalog111.html#can

水分80%あるので、0.25%のナトリウムを
乾燥重量比になおすと1.3%にもなってしまうのです。
乾燥重量比で0.25%なら問題ないんだけれど……。
でも、たんぱく質などの値を見ると、
やっぱり、水分含む重量比で0.25%よね?

ま、、、ヤラーなんて高級缶詰、
買ったことないし、これからも買うことは多分ないので、
別にいいといえばいいのだけれど、
なんか、ちょっと、気になりますね。

ちなみに、、、私が作るごはんは、
そのままだと、AAFCOのナトリウム最低基準0.2%を
下回ってしまうことが多いです。
ひどいときは、0.1%くらい、多くても0.18%くらいかな。

肉、野菜、ごはんくらいだと、0.2%すらいかないんです。
だから、チキンコンソメの素をいれたり、
香りつけでしょうゆたらしたりすることもあります。
それでも、0.25〜0.3%くらい。

あ、ベジビタミックス&肉でも、ナトリウムは0.2%いきません。
(使うお肉によります)
だから、チキンコンソメ混ぜたり、煮干の粉やかつぶしを
少々振りかけてもぜんぜん問題ないです。

なので、市販フード、処方食のナトリウムの多さに
改めてびっくりしたわけです。
ロイヤルカナンのスターターは、ほんと、何かの間違いでしょか?
うちでは、血尿出てもオシッコ詰まっても
処方食を使わなかったので、手にしたことがないのですが、
今度、獣医さんでサンプルもらってきて食べてみようかな。
かなりしょっぱいと思うんですが……。

膀胱炎・ストルバイト結晶のときは、
まず、膀胱炎を治すために、抗生物質と消炎剤は必要だと思うし、
尿を一時的にでも酸性にするために、メチオニンなど
尿酸化剤も使ったほうがいい場合があると思うけど、
塩分は必要ないと思うんですよね。

水分取らせたかったら、水にマタタビやキャットニップのお茶を
まぜてあげるだけでも、飲水量増えるし、
鶏がらスープ作ったり、缶詰をさらに水で薄めたりするだけでも、
喜んで飲んでくれる子が多いと思うんです。

1%以上もナトリウムいらないんじゃないかなあ。
他社の倍くらいありますものね。
今度、ロイヤルカナンに電話して聞いてみます。
何か、飲水量増加以外にも、
特別な理由があるのかもしれないですものね。
オシッコの塩分が強くなると殺菌作用ができて、
膀胱炎が早く治りやすいとか……? 
(海中での怪我は治りやすいっていいますものね)
うーーーん。どうなの???

ロイヤルカナンといえば、、、ペットフードソムリエという
資格を作ったみたいで、無料で受講できます。
http://www.royalcanin.co.jp/pb/sommelier/index.html

無料でお勉強させていただけるものを利用しない手はない!
さっそく申し込みました♪
ご興味ある方、一緒に勉強しましょう!

P6191376.JPG
posted by rien at 23:35| Comment(2) | 医:病気のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飼育本・病気本の選び方

猫の飼育本、病気の本はたくさんあります。
私も、猫を飼い始めた頃、ブリードを始めた頃は、
何冊か買い、読みました。
参考になった本ももちろんありますが、
物足りないものもたくさんありました。

「ものたりない本」には、共通点があります。
それは、「著者が書いていない本」ということです。
表紙などに書いてあるのは、「監修」獣医師●●であって、
著者名ではない本です。

どういうことかというと……。

数年前、私は編集・執筆の仕事をしていました。
広告、ペットもの、人物インタビューなど
いただける仕事はほぼなんでもやりました。
猫をたくさん飼っていること、ブリーダーをやっていることなどは
あちこちで話していたので、ペット関連のお仕事の割合が
やや多かったかな、と思います。

そんな私のところに、ある日、ある編集プロダクションから依頼がありました。
「猫の病気の本を作ることになったので、●章分、原稿をお願いします。
 資料を数種送りますので、ラフの文字数にあわせてリライトしてください」

速達で送られてきたのは、既存の猫の病気本3種類ほどのコピー。
先に、構成と各ページのイラスト・文字数のバランスが決まっていて、
私の仕事は、その文字数にあわせて、既存の本の文章を
盗作といわれない程度に変えること。

時間もお金もない、とのことで、
獣医さんにインタビューして、最新情報や経験談を聞く、
なんてことはまったく要求されませんでした。

ちなみに、そのとき送られてきたコピーの原典は、
すべて私も持っているもので、私の読後感が「ものたりない」だったもの。
そして、すべて監修者はいるけど著者がいない、というもの。

この仕事のとき、私以外のライターには、
動物を飼っていない人もいたと思います。
ライターに要求されるのは、規定の文字数に
短い期間で上手くリライトできることだけだったと思います。
編集者も猫を飼っていない方だったような……。

おそらく、「監修●●」と書かれた猫の飼育本・病気本は
たいてい、上記のような方法で作られているのだと思います。・
それが、一番お金も時間もかかりませんし……。

この仕事をお受けしてから、私は、獣医さんが書いた本か
医学書しか買わなくなりました。
(医学書は高いので、そうそう買えないのですが、
 興味あるジャンルのものは、やはり役立ちます)

もし、本屋さんで(今だとアマゾンや楽天かな?)、
猫の飼育本や病気の本を探すことがあったら、
獣医さん本人が直接書いているものをお選びくださいね。
「監修●●」と書かれている場合は、
猫を飼ったこともないライターが書いているかも、ということ
頭の片隅においていただけるといいかも、と思います。

以下、私が読んで役立ったと思ったものです。
(発行が古いものは、情報も古くなっている可能性があるので、
 これらの本が、現在もお勧めかどうかはなんともいえません)




















posted by rien at 23:16| Comment(0) | そのほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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